PVを見たときからずっと観たかった関心領域

感想を書いていこうと思うよ
人は仕事のためなら、、、

この映画を観ていて思ったのは
すべての仕事は、人間の良心を麻痺させるために存在するんだよ。
虐殺器官より
まさに、これに尽きるなという印象を抱いた
あまり細かくいうと観る人がネタバレじゃんと思うかもしれないので
言わないが、もちろん収容所で働いている人はもちろんだが
その周りの人。今回で言うと、その隣に住んでいる人たちも
その声や、銃声が日常的にあるとそれが当たり前になって
おかしいことだと思わないんだなと感じた
自分の関心がそこにないからって言うのもあるなと思いました
楽園は地獄のお隣さん

アウシュビッツ収容所の隣に住む一家のおばあちゃんがここにくるシーンが
あるのですが、、、私はこの言葉選びはやってるなと思いました。
おばあちゃんが「まるでここは楽園ね」と言うシーンがあるんですが、、
お隣は地獄ですけどね。と突っ込んでしまった。
いやーでもこれって、今の現実世界でも全然あることだよなと思った。
社会風刺というか、今の楽園だと思っている現実は、どこかの地獄の裏側なんだなって
壁一つ挟んで、楽園と地獄が共存していると言うのは
まさに、この世界の縮図なんだなと感じました。
関心の外に出る重要性

また個人的に感じたのは、生きる中で自分の関心の外に出る重要性を説いているのかな?
と感じた部分がありました。
私が勉強不足で、色々なシーンの意味や意図を汲めなかったのはあるのですが、
この映画で言いたいことの
「壁の外に出る」
「自分の壁の先を少し覗いて知ってみて」
と言う意味合いもあったのかな、、と個人的解釈で感じました
家族たちが住んでいる壁の向こう側では非人道的なことが行われていた
でも、当時のドイツの人はそれが当たり前だと思っていたかもしれない
それでも!!!ユニコーン!!じゃないですが、当たり前の一歩その先へ
自分の可能性の獣を見つけて言ってほしいと言う思いを私は勝手に感じました
まとめ

アウシュビッツ収容所の映画でライフ・イズ・ビューティフル位しか観たこと
なかったから、知識とか人とか全然わからないまま観ちゃったのが勿体無かったかな、、と
個人的に反省ポイント高めです
こういう歴史をテーマにした映画や作品を見る時は、自分に前提知識を蓄えてから
見るようにしたいよね。。
ぜひ、この日常の先にある関心の先を見たくなった方はぜひ
関心領域を観ることをお勧めします
それじゃまたね
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